家元系譜
   プロフィール

大和楽三代目家元 大和櫻笙(おうしょう)

プロフィール

東京都生まれ。

父は大和楽二代目家元、大和久満(長唄三味線方、芳村伊十七)。初舞台は2歳。

堀越学園芸能科卒業。

平成8年、東京芸術大学、邦楽科に長唄三味線で入学。在学中に浄観賞を受賞。

平成10年、大和楽を創設した大倉家より大和櫻笙の名を許される。

平成12年、同大学を卒業後、本格的に大和楽三味線の修行を始める。

平成20年、藤間流八世宗家、藤間勘十郎と《櫻舟(さくらぶね)》を、結成。

平成22年、《大和櫻笙 大和楽勉強会》を主催。同年、日本伝統文化振興財団賞を受賞。

平成24年、大和楽三代目家元を襲名。

平成25年より《櫻響会(おうきょうかい)》を主催。

平成26年、三代目家元襲名披露演奏会を、国立劇場にて開催。

平成28年、日本人初イギリス、グローブ座にてシェイクスピア「オフェーリア」を三味線のみで演奏。

平成31年、《大和楽創設85周年記念演奏会》を、国立劇場にて開催。

令和5年、《家元襲名10周年記念、大和楽創設90周年記念演奏会》を、国立劇場にて開催。

 

主に日本舞踊の地方として国立劇場などに出演。作曲や、テレビ、ラジオ、映画音楽にも出演。
キングレコードよりCD12枚をリリース。

主な作曲作品 「初恋」「櫻舟」「おちょぼ」「日高櫻恋俤」「京人形~夢鏡の一齣~」「バロン~三味線、オークラウロ、琴、囃子のための四重奏曲」他。

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家元の系譜

初代家元:大和 美世葵

プロフィール

明治38年1月17日、東京に生まれる。4代目杵屋佐吉に師事。創始者大倉喜七郎をはじめ、岸上きみ、宮川寿朗らと共に昭和11年頃より大和楽の草創に携わる。

唄方として山里せつ子、三島儷子の芸名を経て、大倉喜七郎より大和美世葵の名前を許される。

昭和50年、大和楽を1つのグループにまとめる為、初代大和楽家元となり、翌年1月に国立劇場にて家元襲名披露の演奏会を開催する。

昭和57年、勲五等宝冠章を受賞。

昭和60年9月、国立劇場にて「大和美世葵 傘寿の会」を開催。

昭和63年6月12日、東京都にて死去。

二代目家元:大和久満

プロフィール

昭和13年12月6日、兵庫県姫路市に生まれる。

昭和26年、13歳から師匠として弟子をとる。

昭和29年、15歳のときに上京、人間国宝七代目芳村伊十郎の内弟子となる(3年間)。

昭和31年、17歳で長唄三味線方として芳村伊十七の名を許される。

昭和39年、「創作邦楽研究会」の同人となり、三世今藤長十郎、四世清元梅吉、四代目常磐津文字兵衛らと創作活動を始める。

昭和44年、大和楽『月慈童』の作曲が縁となり、初代家元 大和美代葵に望まれ、立三味線及び作曲家として大和楽に入る。

昭和45年、大和久満の名を許され、大和楽理事長に就任する。

昭和50年、日本コロムビア株式会社の専属となる。

昭和62年、大和楽二代目家元襲名。同年、襲名記念大和楽演奏会を国立劇場にて開催(以後、5年毎に大和楽の演奏会を催す。)

平成元年、尾上菊五郎劇団40周年記念「二月大歌舞伎」(歌舞伎座)「源氏物語絵巻」(自作)に大和楽として初めて歌舞伎座公演に出演する。

平成3年、若樹会において紀宮様が大和楽『団十郎娘』『江島生島』にご出演時の演奏をつとめる(紀宮様初舞台『鶯宿梅』の折も演奏。)

平成15年、第33回エクソン・モービル音楽賞(邦楽部門)受賞。

平成24年、芸歴55周年長唄演奏会を国立劇場にて開催。これが国立劇場での最後の演奏会となる。

平成25年、1月2日、東京都目黒区の自宅にて死去。

長唄、大和楽を含めた生涯曲数は400曲を超え、代表作には『月慈童』『江戸風流』『四季の花』『かくし道成寺』『京楽の四季』などがある。